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転職活動中のエンジニア必見!エンジニア経験者のSES転職が増加傾向?!

エンジニア経験者がSESに転職増加傾向にあることはご存知でしょうか?
「SES」と言えば、エンジニアの給与が低い、単価が上がっても給与に反映されない、望んでいない案件をアサインされるなど、ブラックなイメージを持たれがちですが、最近はSES企業とエンジニアの間で傾向が少し変わってきています。
今回は「なぜ、エンジニア経験者がSESに転職を希望するのか」を紹介していきます。

エンジニア経験者がSESに転職する理由とは

SESの今と昔~新時代のSESとは~

現在、エンジニアの需要が高まり、日本のエンジニアの人口は、1985年の約32万人から約144万人(2023年)へと4.5倍に増加しています。
日本のIT業界では、SESの市場規模は非常に大きく、ITサービス市場の一部を占めており、特に大企業や政府機関などの大規模プロジェクトにおいて、SESが重要な役割を果たしています。
近年のデータによると、日本のIT業界全体に占めるSESの割合は約30%~40%と言われています。

昔のブラック「SES」

ブラックと呼ばれていた時代のSESでは、エンジニアの給与が低く、単価が上がってもSES企業に吸わてしまいエンジニアの給与に反映されず、望んでいない案件にアサインされるなどということが多く、エンジニアを使い潰すようなやり方が問題視されてきました。

現在の新たな働き方「SES」

昔のブラックと呼ばれていたSESから現在。エンジニアの需要に伴い、エンジニアが増え、企業間でのIT人材の取り合いも苛烈化している背景もあり、人材確保のためにより良い条件で多く人材を集めたいSES企業が増えてきました。
単価の何割を給与に還元、案件のアサインは面談で随時決めるなど、働くエンジニアにとってプラスになるような働き方を取り入れるところが増え、SES業界で「新たなSESへの取り組み」が少しずつ浸透しつつあります。

そして逆に、受託システム開発や皆が希望する自社開発を行っている企業に勤めていたはずのエンジニアが、SESに転職するという流れになりつつある現状です。

ではなぜエンジニア経験者がSESに?

SESの単価は、エンジニアの「経験年数」や「スキル」に大きく影響します。
そのため、経験年数の長いエンジニアや、高度なスキルを持ったエンジニアの単価は必然的に高くなる傾向にあります。
また、働くエンジニアの中で若い層が増えたこともあり、「自分にあった働き方」や「自分にあったスタンスや環境で働きたい」など、ワークライフバランスを考えた働き方を重要視した人が増えているからというのも理由の一つでしょう。

エンジニア経験者がSESに転職する3つのケース

SESに転職するエンジニアのほとんどが、働き方や環境、スタンスが合わず、もっと自由度の高い、自分にあった環境でワークライフバランスを考えて働きたいという理由で転職する方が多い傾向にあります。
では、どんなエンジニアがSESへ転職をするのでしょうか?

ケース①:自社開発からSESへ

上記でもご紹介したとおり、自社開発企業は自社で開発を行っているため「エンジニアにとってはやりがいもあって働きやすい場所のはず…」と思われるかもしれません。
ですが、皆が行きたがるはずの自社開発企業からSES企業への転職が実は増えています。
それはなぜかというと、企業側と働くエンジニア側との「働き方」や「働く環境やスタンス」のギャップが大きく影響しています。

自社開発企業の多くは、所謂「ベンチャー企業」というもので、新しいビジネスで急成長を狙い、少数精鋭でプロ意識を持った幅広い業務に柔軟に対応しながら働くエンジニアを自社開発の企業側は求めています。

逆にエンジニア側は、

  • 頑張りを給与やボーナスといった目の見える形で評価されたい
  • ワークライフバランスを考えた働き方をしたい

と考えている方が多く、その企業側と働くエンジニア側とで生じる「働き方や働くスタンスのギャップ」が転職の原因と言えるでしょう。

ケース②:受託開発からSESへ

受託開発企業からSES企業へ転職するケースも増加傾向にあります。
まず、受託開発とは「顧客に依頼されたシステムを開発して納品する」までが仕事であり、顧客側はエンジニアの個々のスキルや実績を考慮して報酬を支払うのではなく、依頼して開発したシステムに対して報酬を支払います。
そのため、エンジニア自身の単価は考慮されず、「こんなにスキルや実績があるのになぜ評価されないの?!」という考えに結び付き、もっと自分のスキルや実績を評価してくれるところへの転職を行うケースが多いと言えるでしょう。

ケース③:SESからSESへ

SESをやめたのになぜまたSESへ?と思う方も多いかもしれませんが、SES企業から別のSES企業に転職をするエンジニアは実は結構います。
上記で述べた「SESへの新たなエンジニアファーストの取り組み」は、浸透しつつありますが、未だにブラックを貫き通しているSES企業も存在しています。
そのため、今の現場とのミスマッチで「現職から離れたい」と考えて転職するエンジニアや、報酬が還元されず、給与アップを求めて転職するエンジニアがいます。

その他にも、より「やりがい」や「スキルアップ」を求め、上流工程の開発を行いたいと転職をするエンジニアなども多くいます。
また、SESから自社開発、受託開発に転職するよりは、そのままSES企業に転職をする方がしやすいという点も、もちろんあるでしょう。

どちらにしても、自分にあった働き方やライフワークバランスを求めて転職するのであれば、より優良なSES企業を見つけることが重要です。

より優良なSES企業を見つけるポイント

ポイント①:口コミや評価に悪い投稿がないか

口コミサイトの確認はスマホ一つあればできるので、簡単に確認ができる指標の一つとしておすすめです。
また、口コミサイトは匿名での投稿のため、企業に忖度のない意見が見れる点がメリットの一つです。
そのため、口コミサイト内で会社に対する苦言や、厳しい意見などのコメントがなければ、その企業は社員満足度の高い優良企業である可能性が高いでしょう。

ただし、口コミサイトには「誰でも書ける」というデメリットもあり、企業に所属していない人や、本人に問題があって退職をした人でも不満や文句を書けてしまうので、口コミサイトは参考程度に留めておくようにしましょう。

ポイント②:還元率が平均以上 & 不理屈な計算方法ではないか

還元率とは、エンジニア1人あたりの単価に対してどれだけエンジニア本人に給与や賞与として還元されるかの割合です。
ブラックなSES企業は単価が上がっても、エンジニアにそれを還元しないという事例があるので、それを見分ける手段としても「単価の還元率」の確認は重要と言えるでしょう。

また、一般的な還元率の計算は「月単価 × 還元率 ‐ 経費」ですが、企業によって異なる場合があるので、割に合わないような「不理屈な単価の還元率」の計算していないかも確認が必要です。
社会保険料を含めて80%以上などを謳っている企業もあるので要注意です。
ちなみにSESの還元率の平均は50~60%なので、それ以上のSES企業を探すことをおすすめします。

ポイント③:評価制度やキャリアパスが明確になっているか

入社後の社員のキャリアパスが明確な企業は、人が辞めにくく、エンジニアが成長する環境が整っていると言えます。
評価制度についても、資格が昇級の条件になっていたり、取得すると手当がもらえるなど、目に見える評価制度があると、モチベーションを上げやすくなるでしょう。

ちなみにウェブジェネレーションズでは、福利厚生の一つとして「資格取得支援制度」というものがあり、資格を取得した場合に受験費用を負担。また該当の資格を取得した場合は資格取得手当を支給しています。

資格取得支援:資格取得の受験費用負担します。
資格取得手当:当社該当の資格を取得した場合、資格取得手当を支給します。

引用:採用情報 | 株式会社ウェブジェネレーションズ

ポイント④:福利厚生が充実しているか

SESの優良企業の見分け方、福利厚生が充実しているかどうかです。
残業代の支払いや交通費支給、有給休暇付与などの最低限の福利厚生に加えて、住宅補助や育休・産休の取得率などを確認しておきましょう。
さまざまな福利厚生制度が用意されている企業は、社員のワークライフバランスを意識している優良企業であると言ってよいでしょう。

ちなみにウェブジェネレーションズのでは、交通費全額支給はもちろん、有給休暇以外にも夏季休暇制度などがあります。
また、住宅手当の他に、リモート勤務の場合はリモート手当などを支給しています。

夏季休暇:3日付与
有給休暇:10日付与
住宅手当:25,000円支給
リモート手当:5,000円支給

引用:SE(システムエンジニア)中途採用 | 株式会社ウェブジェネレーションズ

ポイント⑤:社長がエンジニア出身

SES企業の社長が営業出身だと、必ずしも「ブラック」とは限りませんが、「餅は餅屋」という言葉があるくらいですから、エンジニアの苦労や業務、持っているスキルなどの理解度には明確な差があることでしょう。
それに社長がエンジニア出身であれば、スキルや案件、キャリアパスなどの相談もしやすいだけでなく、フォローの仕方や評価など、細かい面でエンジニアファーストな制度や環境が整っていることが多いです。
また、社長のエンジニア時代のコネクションなどで、条件の良い案件を継続的に受注できていると言ったこともあるようです。
社長がエンジニア出身であるということは、SES企業にとって一つの「大きなアドバンテージ」と言えるでしょう。

当社は働くエンジニアの一人ひとりのHAPPYを尊重し、エンジニアが主役のとことんエンジニアファーストな会社を目指しています。
私自身も現役ITエンジニアとして開発現場で働く中で、エンジニアとしての仕事が自分にとってまさに天職だと感じています。

引用:代表メッセージ | 株式会社ウェブジェネレーションズ

現役エンジニア社長と話せる「カジュアル面談」がおすすめ

というわけで、今回はエンジニアの転職者が増加傾向にある「SES」についてのお話でしたが、やはり実際に会社の雰囲気や実際にそこで働いている人を見てみるのが一番でしょう。

せっかく転職したのに思っていた感じと違った、働き方やスタンスが合わないなどの不一致を避けるためにも、面接や入社前に会社見学などで会社を見せてくれる企業や、他社員との交流を持たせてくれるような企業をおすすめします。

ちなみにウェブジェネレーションズでは、月に1度くらいのペースで帰社日というものを設けており、社長を含めた社員のみんなで会社などに集まり一緒にお弁当を食べながら交流をする会などを開催しています。
現役エンジニア社長と話せる「カジュアル面談」なども行っているので「SES」に興味のある方や「SESへの転職」を考えてる方など、是非ともお気軽にお問合せください!

◆「カジュアル面談」のお問い合わせはこちらから◆

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ウェブジェネレーションズ ブログ編集部

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